ここまでの苦労を何だと思ってんだよっ!!
昨日の帰りにさ、あ、リアルの話なんだけどね。
そのまま家に帰る気分じゃなかったから、ちょっとお店に寄り道してみたら、ルブタンのハイヒール見つけちゃってさ。
かなーり迷ったんだけど・・・買えなかった。
せめてもう少しダイエットしてからだよね、ガマンガマン。
さて、それはさておきストーリーを進めよう。
偽のメルサンディから真のメルサンディに迷い込んだザンクローネ。
メルサンディの村を襲う化け物は、魔女にバラバラにされたザンクローネの身体の一部だった。
それらを取り戻し、残るは魔女の持つ最後のパーツ「ザンクローネの心臓」だけ。
詳しくは前回記事で→エロさに魂を売った男の物語 - 勇者ぽんぶーの冒険
現れた魔女グレイツェルさんの理論値をはるかに超える「みりょく」に、完全に魅了される勇者ぽんぶー。
魅了ガードを100%にしておいたはずなのに、貫通された。
ザンクローネに「かいしんの渾身斬り」をブッ込む準備は万端だ。
グレイツェルさんの「みりょく」を大きく上げているのが「からだ上」装備(胸を覆う赤いブラジャー)。
これだけで「みりょく」が「081」プラスされる。
「81」ではなく、「081」だ。
なぜかわからない方は、それがあなたの品性の高さの証拠なので、むしろわからないままのあなたでいた方がいい。
ところでグレイツェルさん、その「からだ上」装備なんですけど、
むしろハズした方がもっと「みりょく」が上がると思うんd・・・
ごめんなさい。
品性の破片すら1個も持ってない私で、ごめんなさい。
どのコインボスが落としますかね?品性の破片。
今度10個集めて復元屋のミーネさんに復元してもらってきます。
ザンクローネをおびき寄せて倒すため、アイリさんをさらっていくグレイツェルさん。
紫色のバランスボールに乗っているのがわかるだろうか?
こんな時でもトレーニングを欠かさないからこその、このボディである。
2、3日ボヨンボヨンやって、すぐに飽きて邪魔だけど捨てるのすら面倒くさくなっちゃう私とはここが違う。
そもそもバランスボールをAmazonで買う時点で間違っている。
痩せたいなら、歩いて買いに行け。
ちなみにグレイツェルさん、ルブタンのハイヒールがとても似合いそうだ。
アイリさんを助けたければ魔女の森の夜宴館に来いと言われ、やって来た。
ザンクローネはアイリさんを助けに、私はグレイツェルさんに会いに来た。
グレイツェルさん、「永遠の下心とともに 勇者ぽんぶー 参りました」
ところでグレイツェルさん、好みの男性のタイプってどんな感じですか?
やっぱり頼りがいのある男ですかね?
グレイツェルさん、強がっているように見えて寂しがり屋っぽいので、全部包み込むような包容力のある男がいいですかね?
あ、大事なこと聞いてなかった!
今、お付き合いされている方はいるんですか?
私のカノジョですか?
私はグランゼドーラ城の王女といい感じにはなったんですが、時々帰ると、いつも彼女の寝室に他の冒険者が出たり入ったりしてるんですよね。
これ、矢口真里どこの騒ぎじゃないですよね?
ごめん、ザンクローネ。
今、グレイツェルさんと大事な話してるから静かにしててくれる?
あ、ザンクローネだけ先に帰しちゃいます?
うんうん、そうしましょ。
あとはグレイツェルさんと私の二人っきりで夜を楽しみましょう。
???
ごめん、全然聞いてなかったから話が全く見えないんだけど・・・
この化け物を倒せばいいのね?
そうしたらザンクローネくん帰ってくれて、私はグレイツェルさんと二人っきりになれるのね?
バトルすると汗かくなぁ・・・グレイツェルさん、あとでシャワー借りていい?
今、私が倒したやつがザンクローネの心臓だったの?
やりましたね、グレイツェルさん!
グレイツェルさんの苦労が、ようやく報われましたね!
お前、グレイツェルさんの苦労をなんだと思ってんだよっ!!!
グレイツェルさんはさ、ザンクローネ自身の身体がメルサンディ村を襲うことの精神的苦痛とか、アイリさんと自分の心臓のどっちを救うかの選択とか、考え抜かれた嫌がらせをしてるわけじゃん?
計画からここまで実行するのにどれくらい時間かけてると思ってんの?
それに対して、ザンクローネ君、
「奇跡」の一言で片付けて、「うおおおお!!!」で元通りって・・・
グレイツェルさんに申し訳ないと思わないのか?
このグレイツェルさんの心の広さ。
「いい者」と「悪者」における「いい者」の理不尽さを受け入れ、歯を食いしばって悪者のすべきリアクションをとっている。
え?もう行っちゃうんですか?グレイツェルさん・・・
カッコつけて、シレっとグレイツェルさんを追いかけるザンクローネ。
私も連れて行け。
ごめんよ、アイリさん。
アイリさんは、このストーリーのクライマックスにきて、まさかヒロインであるはずの自分がここまで触れられないとは思わなかっただろうな・・・
アイリさんがメルサンディの村に帰ると、心配したルーデおばちゃんが駆け寄って来た。
こんな時でも、おばちゃんギャグをはさみ込んでくるルーデおばちゃん。
心配では痩せられなかったようなので、私のバランスボールを進呈しよう。
※訂正とお詫び
本記事冒頭にて、私が帰り道に買おうと思ったものを「ルブタンのハイヒール」と記載しましたが、「酢豚とハイボール」の誤りでした。
訂正してお詫び申し上げます。
また、この「訂正とお詫び」が本記事の初投稿時点から既に記載されていることを、重ねてお詫び申し上げます。
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