エロさに魂を売った男の物語
真のメルサンディの村では、偽のメルサンディのミシュアちゃんとラスカではなく、アイリさんという女性が暮らしていた。
いたずらウサギを追いかけて危機を迎えるアイリさんだったが、童話の中の英雄ザンクローネが現れてこれを救う。
詳しくは前回記事で→お前なんでダンジョン突入しちゃってんの? - 勇者ぽんぶーの冒険
私はザンクローネさんとは、偽のメルサンディで既に会っている。
ザンクローネさんは元の世界に戻るため、いたずらウサギを探すことにする。
ウサギの好物?
カリカリ梅だよ。
いやいや、てんでダメなのはあんたの方だぜ、ザンクローネさん。
ウサギの好物は、カリカリ梅に決まってんだろ!
ソースは以下の動画だ。
わかったよ、わかった。
わかったから、その「今、クエスト進行の必要条件を最終確認してます」って顔でこっち見るのをやめてくれ。
私自身は親切にしたいわけじゃないんだけど、この世界は私が初対面の他人の問題を解決していかないと時が止まるんだよね。
私が何もしないと、ずーっとその人の問題が解決しないんだ。
例えば「小さなアイテムを町の道具屋まで届けたい」ってことでさえ、私が動かなければ何ヶ月でも何年でもそのままだからね。
そこまで待つくらいなら自分で行けばいいのにね。
でも一方で、その人が抱える問題は私が動きさえしなければ悪化していくこともない。
「命が危ないっ!」っていう場面でも、そこから私が一切そのことに関与しなければ、いつまで経ってもその人は殺されることはなく、「命が危ない」以上に事態は悪化しない。
こういう感じ、なんだか映画「トゥルーマン・ショー」を思い出した。
私はこの映画、とても好きだ。
さて、いたずらウサギを捕まえるため、ジャムとバターをセット。
どんな嗅覚してんだ。
ビンの蓋、ガッチリ閉まってるぜ。
いたずらウサギ達は、「魔女」が現れてメルサンディの村を滅ぼすという。
そして、なんとこのいたずらウサギ達、もともとはザンクローネの耳らしい。
ザンクローネは、その「魔女」に身体をバラバラにされ、それが化け物となってメルサンディの村を襲ったというのだ。
なんということだ・・・
これはさすがに許せない。
メルサンディの村を愛するザンクローネにとって、自らの身体が村を襲うということは、どれほどの苦痛だろう。
卑劣なり、魔女。
勇者ぽんぶーは、お前を決して許さないっ!!
おお!魔女を倒し、心臓を取り戻せばいいんだな!
よし、ともに魔女を倒そう!
いつも頼まれ事に文句ばかり言っている私だが、今回ばかりは魔女の卑劣さにハラワタが煮えくり返っているからな。
出てこい、魔女!!
・・・・・・・
ザンクローネ君、君にも悪いところがあったんじゃない?
魔女のグレイツェルさん、とってもメルサンディの村を恨んでるみたいじゃん。
ここまで恨んでるってことは、何か事情があると思うんだよね。
だからまずは話し合いから始めてみた方がいいt・・・
え?
何?
は??
違ぇしっ!!
巨乳だからじゃねぇしっ!!!
え、うそ、グレイツェルさんが巨乳美人だったから急に態度変えたと思ってんの?
失礼なっ!!
私は勇者だぞっ!!
なっちゃいます!
あなたに食べていただけるなら、コッペパンだろうがクリームパンだろうが、なっちゃいます!
私のハラワタは、すっかり落ち着いたよ。
かわりに私の心臓が恋の炎で焦げそうだぜ。
聞いてない?
聞いてよ。
ですよねぇ、ホントにザンクローネはダメな男なんです。
その点、私はオーガで身体も大きいですし、心だって「いつかデッカい事をやって、ビッグになる」っていう大きな夢をもってますから。
その夢に向かって明日から・・・いや、明後日から・・・あ、明後日は雨予報か・・・じゃ、明明後日から「本気」出して頑張るつもりです。
たしかザンクローネは、「スケバン刑事バージョンの南野陽子のテレホンカード」をコレクションしていたので、それをグチャグチャにしたら相当ヘコむと思います。
はい、伝えますね。
一応、伝えましたらその旨をご報告したいんで、LINEの交換とか・・・
無理ですよね、はい、ごめんなさい、調子に乗ってすみません。
いや、今、魔法でパンにかえられちゃうとゲームもブログも終わっちゃうんで。
ホント、調子に乗って連絡先聞こうとしてすみませんでした。
食べられたいのはやまやまなんですが、一旦保留で。
パン、保留でお願いします。
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