防衛軍で本当にあった恐い話
盛り上がってるね、アストルティア防衛軍。
確かにこれは面白い。
私はまだ防衛しかしたことがないけれど、けっこう大ボスを倒してる人も多いみたいだ。
今のところ防衛のポイントは「範囲火力強化」と「鐘の素早い処理」かと思っている。(私は戦士でプレイしている。)
大ボス撃破を目的とする場合は、また違うのかもしれないが。
機神の眼甲でテンションを上げたり、バイキで攻撃力を上げたりした上で、強化された範囲攻撃をできるだけ多くのザコに当てていく。
この時、味方同士はある程度固まった方が敵も集まりやすく、範囲攻撃の効率が上がるだろうし、ベホマラー等の回復やバイキ等の補助もしやすいんじゃないかと思う。
鐘が出現した時は、私は基本的に最優先で鐘に向かう。
鐘はザコをどんどん呼んでくるので、放置するとすぐに敵であふれかえってしまうのだ。
ただ、できれば鐘の処理については、事前に2~3人くらい鐘処理担当を決めておくとよいのではないだろうか。
鐘が出た時には、その鐘処理担当は必ず鐘に行き、あとの人は状況に応じてという感じで。
大砲は私自身はほとんど撃ったことはない。
あれは、主に後衛が撃つ方がよいだろう。
できる限り味方が大砲着弾点近くに固まって、敵を集めた上での発射が理想的だ。
ここで一つ、大砲にまつわる私の苦い経験をお話ししよう。
以前、チームで行った時のことだ。
敵は「闇朱の獣牙兵団」。
ケモノ系の集団で、中ボスにデカいライオンみたいなの(強襲隊長シシオウ)がいるやつだ。
この敵グループは、シシオウをできるだけ早く撃破することが重要になる。
そこで私は味方の一人に大砲準備を頼み、着弾点でシシオウを待った。
他のみんなも私の意図を理解してくれ、着弾点に集まった。
そして、シシオウが着弾点に差し掛かった。
ここだ。
ここでシシオウをチャージタックルで止めるのが、戦士の見せ場。
私がこの作戦を実行したかったのは、シシオウ攻略のためではなく、この見せ場を作りたかったからだといっても過言ではない。
食らえ、渾身のチャージタックル!!
ドンッ!
ダークガイルにショックをあたえた!
ダークガイルは、シシオウの横をウロウロしていたザコである。
最後の最後であわてた私は、ターゲットを選び損なってしまったのだ。
チャージタックルは対象だけを止めるはずだが、この時はなぜか周りの味方の動きも止まった。
それは一瞬で、チャットなども無かったが、私にはハッキリと全員の「え?!」が聞こえた。
そしてなぜか、チャージタックルをした側の私が、された側のダークガイルよりもはるかに大きいショックを受けた。
そしてこの後、さらなるショッキングな恐怖体験が私を襲う。
チームで行った防衛軍の序盤で、私が落ちてしまったのだ。
シシオウ「俺と一緒にこれからの人生を歩いて行かないか?」
ぽんぶー「は・・・・はい・・・・喜んで(ポッ)」
そうじゃない。
シシオウ「えー、防衛軍正式採用試験の合格者は以上だ。」
ぽんぶー「呼ばれてねぇし!俺、呼ばれてねぇし!!うわぁー、チャージタックルをミスったからだー!」
そうじゃない。
なんでシシオウが試験官やってるんだ。
あの獅子門の橋からぴょーんと・・・
そうじゃない。
私の回線が落ちてしまったのだ。
その日は無線LANルーターの調子がおかしくなっていたので、ドラクエ10の問題ではなく、私だけの回線の問題だった。
ぶんまわしやビッグバンでザコを一掃する私。
いち早く鐘を処理する私。
真やいばくだきやチャージタックルで大ボスを食い止める私。
そんな私が序盤でいなくなってしまって、どうして防衛などできるだろうか。
残された7人の心細さを思うと、胸が痛んだ。
ルーターを再起動し、再ログインした時には既に戦闘は終了していた。
「ごめんっ!回線の調子が悪くて落ちちゃった。それで、どうなった?」
「防衛成功したよ。」
「7人で?」
「うん、7人で。」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・あれ?ごめん、また回線おかしくなっちゃった!あ、落ちちゃうかも。また落ちちゃうかも!」
私はいつも通りの手順でログアウトを選択し、ノートPCをそっと閉じた。
握りしめたコントローラーに落ちた一滴のしずくは、なんだったのだろう?
汗なんて、かいていなかったのに・・・・
・・・・・
いや、ヨダレじゃねぇしっ!!
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