人狼ゲームをチームイベントでやったよ
昨日はチームで人狼ゲームをやった。
皆さん、人狼(じんろう)ゲームをご存じだろうか?
私は、ほとんどやったことがなく初心者だ。
簡単に言えばプレイヤーが「村人」と「狼」に分かれて、話し合いによって村人に紛れ込んだ「狼」を見つけていくゲームだ。
1ターンごとに村人は誰か一人を追放、狼は誰か一人を殺していく。
村人陣営は狼を追放できれば勝ち、狼陣営はバレずに生き残れば勝ちだ。
狼が誰かを暴くためにプレイヤー全員によるフリートークタイムがあるのだが、ここでは何を言ってもいい。
「狼」は自分が狼であることがバレないように村人のフリをする必要があるので、本当は自分が狼であるにも関わらず別の人を「狼なんじゃない?」と疑う発言をしてみてもいい。
村人側には「占い師」「騎士」などの特殊な役割の人がいるのだが、そうでない人が嘘をついて「私は占い師です。」と言ってもいい。
狼が「リアルの話なんだけど、実は私、今日で会社をリストラされました。」と告白して、その場を変な空気で包んでしまってもいい。
さらにもう一人の狼が「私がドラクエ10に夢中になり過ぎたせいで、先日、妻が子供を連れて家を出ました。」と告白して、その場に完全なる静寂をもたらしてもいい。
ここまでくれば狼を探す相談どころではなくなるため、狼側はかなり有利になる。
この状況を打破すべく村人の一人が、「ポートピア連続殺人事件の犯人はヤスだよ。」と発言して一気に流れを変えてみるのもいい。
どこに流れ着こうとしてるのかは不明だが。
とにかく誰が狼かを探るフリートークタイム中は何を言ってもいいのだ。
そんなこんなで話し合いが進み、毎ターン、狼だと疑わしい人一人がプレイヤー全員の投票により村から追放されるわけだ。
追放されたプレイヤーは、ゲームから除外され、以後の発言は許されない。
「私は狼ではありません。」
これを信じてもらえるかどうか、これまでチームで築いてきた信頼がものをいう。
私には自信があった。
新加入の方も増えて、私はチームでもそこそこの古株になっている。
これまでチムメンさん達とともに様々な冒険に出かけ、たくさんのチームイベントを一緒に楽しんできた。
その中で育まれた絆が、私を守ってくれる。
今回は2回プレイしたが、私の輝かしい結果がこちらだ。
第1回 2ターン目で追放
第2回 1ターン目で追放
ともに10人以上プレイヤーが参加していた。
その多くの選択肢の中、私はわずか2ターン目・1ターン目に見事「怪しい人」に選出され、村を追放された。
「1ターン目」ともなると、狼を探す手がかりが全く無いため、そこでの追放はもはや「とりあえず、ぽんぶー」である。
「最初はみんなぽんぶーでいいかな?」的な感じで、でも1~2人「あ、私ぽんぶー飲めないんです」な人がいてウーロン茶を頼んで、それでぽんぶーがみんなに行き渡ったら、一番のお調子者がスベってる乾杯の挨拶をして、疲れてもいないのに「お疲れ~」とグラスを合わせるアレの感覚、それが「とりあえず、ぽんぶー」だ。
私がチームで得ている信頼の程度がご想像いただけただろうか。
「狼中年」である。
「狼少年」にはまだ更生の余地は十分にあるが、「狼中年」に救いは無い。
今回の人狼ゲームの正味ゲーム時間100%に対し、結果として私の参加時間は約5%程度であったため、「人狼ゲーム、面白かったよ!みんなも是非やってみて!」と私自らが言う権利は得られなかったが、ゲームマスターとの会話でフレチャやルムチャを使える便利さもあってドラクエ10内での人狼ゲームが面白いのは間違いないと思う。
思考のゲームではあるが、入り口のルールは単純で、あとは何回か実際にやってみれば慣れてくるだろう。
最後にチムメンの皆さんへ。
まず自分が遊ぶのを我慢してゲームマスターをしてくれたお二人に感謝したい。
また、上では色々書いているが、実際はとても楽しい時間だった。
一緒に遊んでくれた皆さん、本当にありがとう。
またやろうね。
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