セラフィさんが酷すぎる
バージョン2、レンダーシアの物語。
前回、セレドの町で2つ目の蝶を手に入れ、三門の関所を突破するための蝶の最後の1つをゲットすべくアラハギーロ王国にやって来た。
早速、国王に会う。
この世界の国王は、基本的にノーチェックで会うことができるところがすごい。
国王とはいうものの、セキュリティ的には田舎の村長レベルだ。
国王ベルムドに話を聞くと、国民達は全員記憶喪失らしい。
どんな戦争だとそうなるのかは全くわからないけど、それは大変だね。
あふれ出る「教祖感」。
やばいぞ、これ。
あまり関わり合いにならない方がよい気がする。
「神から啓示とかすごいっすねー!民を正しき未来に導くなんて、やっぱ国王ともなるとスケール違いますよね!頑張って下さい!それじゃ、私これから自宅のハウジングなんで・・・」
と作り笑顔でその場を去ろうとする私を引き留め、ベルムド王はモンスター格闘場でショーをやるので見ていけという。
行ってみるとモンスターバトルは終わっていたが、バトルに負けたモンスターをベルムド王が殺すという見世物をするらしい。
しかし、これを少女が止める。
待って待って、これドラクエの価値観の根源にかかわる気がするよ。
我々冒険者たちも、レベル上げやアイテムゲットのために無抵抗どころか必死で逃げる魔物を追いかけて剣振り回してるよ。
さらには、わざわざ仲間を呼ばせて、そいつらからアイテムを盗んだ上で倒すとかやってるけど・・・・
うわ、これキツイわー・・・
なんか罪悪感でいっぱいになってきたわー・・・
もう自宅戻ってハウジングだけやってようかな・・・
こちらのお嬢さん、セラフィさんという方らしい。
自己紹介をする場面でどうしてそのポーズになるのかはわからないが、その辺も含めてセラフィさんは私の好みではない。
まぁ私にはミシュアちゃんという心に決めた人がいるので、好みうんぬんは関係ないのだが。
蝶を探しているという話をすると、セラフィさんは・・・
絶対ツッコまないよ。
そんな誘いに乗る私ではない。
欧米かっ!!!
なんだそのオーバーリアクションはっ!!!
し・・・しまった!ついツッコんでしまった・・・
そして・・・
お前ら、ホントいい加減にしろ。
普通、「旅人」にお願いしたいことは無いだろ?
もしあっても、常識的にお願いできないだろ?
このブログで、どれだけこれを叫んできたと思ってるんだ。
蝶の件は思い出せないのに、なんでお願い事だけは思い出したんだ。
お願い事は、近くの石碑に行って書いてある文字を読んでくれということだった。
まぁ、場所も近いしそれくらいならやってやらないこともない。
ホント、読むだけだからな。
石碑はまもの使いが建てた魔物の墓で、一際大きい石碑には「偉大なるまもの使いの肖像」とあった。
なるほど、まもの使いと魔物はおそろいの腕輪をつけてるんだ。
するとセラフィさんは、自分はまもの使いだったっぽくて、目に十字の傷のあるキラーパンサーとペアだったんじゃないかという話をする。
私は、
「なるほどねー、もしかしたらそうなのかもしれないよねー。でもハッキリとした記憶じゃないんだよね?それだったら、もう少しゆっくりと思い出していってもいいんじゃないかな。記憶喪失で混乱してるだろうけど、焦りは禁物だよ。それに傷が目印っていっても、キラーパンサーなんて無数にいるから探し出すのは不可能だと思うんだ。あ!そうそう、私は自宅に戻ってハウジングをしなきゃいけないんだった!それじゃ石碑の文字読めてよかったね、バハハーーイ!!!」
と立ち去っt
俺の話を聞いてたか????
私からのお願い事はただ一つだ。
「私にお願い事をしないでくれ。」
私のお断りを一切受け付けてくれないセラフィさんに根負けし、なんとかキラーパンサーを探し出した。
セラフィさん・キラーパンサー・私の一行がアラハギーロ王国に戻ってみると、どうやらこれからモンスター同士の殺し合い「サバイバルデスマッチ」を開催しようとしているらしい。
当然怒るセラフィさん。
「ですよねー。確かにひどいっ!ひどすぎるっ!国王にさっきみたいに「やめなさい!卑怯者!」って言ってきた方がいいんじゃない?うん、私はハウジングの時間だからもう帰るけど、セラフィさん急がないと国王止められないよ!それじゃ、バハハーイ!」
そう言うと私は足早に立ち去っt
ザラキっ!!!!!!
うん、私は戦士だから呪文は使えないよ。
だけどどうしてだろう?
こう叫ばずにはいられなかったんだ。
セラフィさんは「国王がひどすぎる」と言うけど、セラフィさんも私にひどすぎることに気づいて欲しい。
セラフィさんに、もうお手伝いはできない旨をチャットやヘッドセットで訴えてみたが、全く耳を貸してくれず、結局手伝うハメに。
・・・・あれ?・・エラー・・・・?
ん・・・?もう一度・・・
やっぱり無理・・・?
ファイル利用量が・・・・ふむふむ・・・
あ、えーとね・・・・
その後なんだかんだあって、セラフィさんって本当はホイミスライムだったんだねって話になって、蝶のアイテムもらった。
クライマックス丸ごと、はしょったぁぁぁぁ!!!
いつにも増して乱暴なのは、今月のはてなブログの写真アップロード容量が上限に達したためである。
今月はストーリー記事が多く、写真を使い過ぎた。
せめてあと1枚写真を使いたかったのだが。
序盤の「なんだか チョー 気になるわ。」の写真が絶対いらなかった・・・
見せ場のモンスター変身シーンに一切触れてもらえなかった、ベルムド国王。
安らかにお眠り下さい。
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