ドラクエ10でモテるために
ミシュアちゃんの記憶を取り戻すべく、彼女の記憶の中に入ったぽんぶー。
実はミシュアちゃんの正体はアンルシア姫で、兄の死の記憶を封印するために記憶喪失になっていたようだ。
兄のトーマはミシュアンルシアちゃんを守り、魔元帥ゼルドラドに殺された。
ここまでのストーリーは、以下の前回記事で。
そしてついにゼルドラドは、真の勇者であるミシュアンルシアちゃんを葬ろうとする。
絶対絶命のミシュアンルシアちゃん!
ゼルドラドの圧倒的な力を前にして、今のミシュアンルシアちゃんでは到底太刀打t・・・
・・・・
ゼルドラドさん、ちょっと待って。
ゼルドラド「?!」
今、気づいたんだけどさ、
なんでピアスしてんの??
ゼルドラド「・・・・・」
え?ごめんごめん、まさかとは思うんだけどさ・・・
モテたいの??
ゼルドラド「・・・・・」
あ、そうなのね!
じゃ、あれだ、今日はグランゼドーラ城を攻撃して画面にも映るからオシャレしてきちゃった感じだ?
いやいやうんわかるプスクスわかるププッ。そうだよね、魔元帥ウププッだってモテたいよねクククッ。
全然プッププッ、笑ってッククッないよぎゃははははははは!
ゼルドラド「こらえ切れなかったじゃねぇかっ!なんだちくしょう魔物はオシャレしちゃいけねぇのかいつも不細工でいろってかふざけんじゃねぇよ俺だっていつまでも一人ぼっちじゃ寂しいんだよ主人公ばっかりヒロインといちゃいちゃしやがってこっちは大魔王だかなんだか知らねぇけどむさ苦しい奴と組んで色気も何もあったもんじゃねぇんだ!」
落ち着いて!早口なってるから!
あなたクラスのボスキャラで早口な人いないから!
威厳保ってこう。
ゼルドラド「お前のせいだろうが!!」
うん、そうだね悪かった。
どんな種族だってオシャレしてモテる権利はある。
でもさ、モテたいなら女性には優しくしないと。
この絶対絶命のミシュアンルシアちゃんを、そのまま殺しちゃったらゼルドラドさん、人気がた落ちだよ?
うん、わかってるよ、ミシュアンルシアちゃんにモテようっていうんじゃないんでしょ?
そりゃそうだよ、ミシュアンルシアちゃんは敵だもんね。
ただ、男女問わず人気のミシュアンルシアちゃんをここで無慈悲に殺しちゃったら、それを見てる人達にモテないでしょって話。
モテるには、モテたい女性だけに優しくしてちゃダメだよ。
ゼルドラド「・・・そうなの?」
うん、ちょい悪オヤジのジローラモも確かそう言ってた。
読んでないの?「LEON」。
まあゼルドラドさん、悪さがちょい悪の枠を越え過ぎだけどね。
だからここはさ、ミシュアンルシアちゃんを見逃してみようか?
ゼルドラド「いやでもそれj・・」
わかってるわかってる、ぽんぶーは全部わかってる。
ただ見逃したんじゃ、さっき言ってた大魔王だかに怒られるんでしょ?
それじゃ、今から最大出力で照明当てるからさ。
まず、その光にビビって。
ゼルドラド「でも光n・・・」
うん、だからわかってるって!
光なんて怖くないんでしょ?
そりゃそうだよ、眩しいだけなんだから。
剣でガンガン斬られて呪文で燃やされたり凍らされたりしても全然死なないゼルドラドさんが、眩しいくらいでビビらないのはわかってるよ。
でも、今これしかないから、ビビったフリをして。
モテたいんでしょ?
ゼルドラド「・・・はい」
だったら言う通りにして。
光でビビったら、「逃がしはせぬぞ、勇者!!」って叫んで、ミシュアンルシアちゃんを見逃してあげて。
一応、大魔王の手前、わざと逃がしてるわけじゃないというセリフが必要でしょ。
ゼルドラド「なんか気をつかってもらって、すみません。」
いいってことよ。
モテたい気持ちに種族の壁なんてないんだぜ。
それじゃ、照明さん準備OK?
いくよ、はい!ピカーーーーーー!!!
いいよ!
そして、ミシュアンルシアちゃん逃げる!
はい!ゼルドラド、セリフ!!
オッケェェェェ!!!!!!
ゼルドラドがアホで助かった。
私の機転でなんとか危機を脱したミシュアンルシアちゃん。
ついに記憶の封印は解き放たれ・・・・
伝説の勇者として目覚め、勇者姫アンルシアとなった。
こうなることを知らずにタイトルを「勇者ぽんぶーの冒険」に決めた、このブログ。
いまさら看板は引っ込められない。
せっかく救ってあげたのに、恩を仇で返すとはこのことだ。
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