この世界の人達の無礼さに堪忍袋の緒が切れた 【青のキーエンブレム前編】
だから、初対面の人間に第一声から頼み事すんなってどんだけ言えばわかるんだ!!
まずは、初めましてのご挨拶じゃねーのかよっ!!
おっと、出だしから声を荒げてしまった。申し訳ない。
いい加減このアストルティアの人達の常識の無さに堪忍袋の緒が切れた次第だ。
さて、黒・緑・黄・白と4つのキーエンブレムをゲットした、ぽんぶー。
いよいよ最後の種族ウェディの大陸、ウェナ諸島のジュレットの町にやってきた。
すると早速、最初に話しかけたランシーおばさんが上の感じだったのだ。
このおばさんの名前がランシーなら、旦那さんの名前はセイシーなのだろうか?
いや、なんでもない。何も言ってない。
意味がわからなかったよい子のみんなは、お父さんお母さんに聞いてはいけない。
で、この無礼な卵子ーおばさんの頼みを仕方なく聞いて、ソーミャという少女の家に行った。
すごく警戒している。
そりゃそうだ。幼女が一人で暮らしているところへ、武装したデカい男が無断で家に入ってきたのだ。
冒頭でアストルティアの人達の無礼さを嘆いたが、一番無礼なのはこの私だ。
ソーミャに町長のところへ行くように言われたので、素直に行ってみると、
このキンナー調査員をラーディス王島の知恵の眠る遺跡まで安全に連れて行けとのこと。
初対面の人間にいきなり頼み事をするのは同じだが、「ふさわしいだけの礼」をするとのことなので、まあいいだろう。
町長、わかってるな?
私が欲しいのは、「キー」で始まって「エンブレム」で終わるアレだぞ?
ラーディス王島へ向かう船のそばの物置に、先ほどのソーミャがいた。
近寄ってみると・・・
どうしてアストルティアの人達はみんなベタなんだ!
ここまでベタだと、逆に本当に何も無いってパターンかと疑うわっ!!
さすがに幼女がベタの裏をかくということもなく、隠していたのはネコの赤ちゃん。
魚の種族であるウェディ族はネコがとっても嫌いらしい。
あのさ、話それるけどさ、ネコってどうして魚好きなの?
自然界でネコって魚捕まえられるの?
うーん・・・まぁいいや。
とりあえずソーミャを置いて、ラーディス王島の知恵の眠る遺跡に向かった。
キンナー調査員によると、遺跡には波紋の音叉というのがあって、ヴェリナードの女王「ディオーレ」が恵みの歌をその音叉で諸島全体に届けて守りの加護を与えてるらしい。
要は女王ディオーレが「美空ひばり」で、波紋の音叉が「東京タワー」だ。
ところが、
なにー!
つまり、「東京タワーぶっ壊れてテレビ砂嵐で美空ひばり映んねぇ状態」ということだ。
どうすんだ?キンナー?
「こんなこともあろうかと」持ってきたのに、何で足んねーんだよっっ!!
お前はいつもそうだ!
さっき会ったばかりだけど。
何事も余裕をもって準備しろっていつも言ってるだろ?
さっき会ったばかりだけど。
その後、なんとか結晶牙を手に入れて修理完了。
よかったじゃない。
これで私の任務は完了だな。
ジュレットの町に帰って町長からキーエンブレムを貰おう。
は?
いやいやいや・・・え?
うん、お金じゃないでしょ。
あ、それじゃ商品券でって?
いや、そういうことじゃなくて・・
そりゃ、そうでしょうよ。
いや、最悪ゴールドでもいいけど、1,000Gはないでしょう。
これで1,000Gなら、日替わりクエストやって方がよっぽどいいし。
出たよ。
「小さめの頼み事しといて終わったらもっと大きな貢献しろパターン」か。
まぁ、ここまで来ると本当はわかってますよ、まだ貰えないってのは。
だって、ボスと戦ってないんだもん。
でも、できればもう最初に町を救う大きな仕事依頼してもらえないだろうか。
なんなら、町長がボスで、それを倒してキーエンブレム手に入れる形だと手っ取り早くていいんだが。
「ストーリー」の存在意義そのものを根底から覆す発想に至ったぽんぶーだが、果たして青のキーエンブレムは手に入れられるのか?
後編へつづく・・・
他のストーリー記事もよろしければ是非。
人気ブログランキングに参加しています。
クリックで応援していただけると、私の嬉しさがいつか巡り巡ってあなたに嬉しい出来事をもたらします。本当です。
嘘ですけど。